読書好きなしがないサラリーマンの日常

日々の生活を何とかかんとか乗り切るブログ

今日も森は平穏ね(平穏だったためしがない)

  久しぶりに色々と購入してしまいました。最近の残業時間は本の購入代金に変わりますが、多分色々買っても金の方が余っちゃうんだよなあ・・・。金はいらないので早く帰りたい。買ったからといって読めるかどうかわからないところが悲しいです。一方休日だというのに今日も上司は出社したそうですから本当に頭の下がる思いです。

 買ったものリストは以下の通り。

 

◆漫画

弱虫ペダル50巻

 ついに漫画は50巻の大台です。いやあ本当にすごい。最近の僕はいわゆる「継続する力」を持っている人に対して特に大きな尊敬を抱くようになりました。例えそれが周りから見てどんなに小さなことだったとしても、殆どの人が途中で挫折してしまうからです(実際周りを見渡してみても何かを継続できている人は非常に少ない)。このブログもできれば毎日更新できるようにしたいものです。

・おとなのほうかご1巻

 このタイトル・・・(; ・`д・´)。なんとなく卑猥な感じの連想をしてしまうのは僕だけでしょうか・・・(内容は普通のコメディ漫画です)。表紙が可愛かったので購入。かなり短い短編が沢山入っている漫画のようです。半分くらい読みましたが超面白い! 基本コメディでシュールな空気感や登場人物が同じ世界観が繋がっていたりして自分の好みとスーパー合致しました。実はこの人物とあの人物がこんなところでつながっていました系の話ってロマンがあっていいですね~。

ラノベ

人類は衰退しました7巻

 現在会社に行くまでの時間で頑張って読み進めていますが、電車にのらなくなってしまったため一向に進まない。3分の1くらい。わたしちゃんによる一人称視点の物語なので読みやすいんですが如何せん最近は時間確保が難しい。

・オリンポスの郵便ポスト

 いかにも雰囲気良さげなファンタジーもの。世界観良さそう。

・賭博師は祈らない

 表紙がエロい。褐色の女の子はラムレザルを彷彿とさせる。アマゾンでは高評価だったので購入。多分ストーリーも自分の好みだと思う。設定がギャンブラーと奴隷の少女って凍牌の設定と同じじゃんと思ってしまいました。少女は異国の褐色娘ですしね。 

・狼と羊皮紙Ⅱ

 狼と香辛料の続編Ⅱ巻目。でもこのシリーズにはあまり面白さを感じられない。やはり物事は金が絡んだほう面白くなるのだろうか? 

 最近買ったのはラノベばかりになりました。ラノベって言っても昔の携帯小説レベルの文章のものから一般文芸と変わらないものまで幅広いので毛嫌いしている人はもったいない。とは言え自分の中で考え方に偏りが出てしまうのは嫌なので、できればこの後は一般文芸も読みたいところです。

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⑦憂鬱な清掃員の話

 

 その青年は清掃員として働いていました。給料は安く特別やりがいもないため近いうちに転職しようと考えていましたが、就職難の昨今ではそれも容易ではありません。行き場のない不満を抱えながら日々の業務をこなす毎日です。

 青年の担当はとある企業のフロア清掃でした。社員の仕事が始まるまでの時間帯が、丁度青年にとっての仕事時間になります。早朝は出社してくる社員もまばらですが、始業時刻が近づくにつれて人の数は増えていきます。そのため、なるべく効率よく各フロアを周っていく必要がありました。

 

 その日、青年はいつものように清掃作業をこなしていました。掃除機を片手に会社のフロアを周っていくのも今では慣れたものです。しかし、慣れは一方で仕事を退屈なものへと変化させます。

 青年にとっては毎日代わり映えのしない風景に、決まった行程をなぞるだけの作業でした。おまけに頭の中では次の職場について考えているものですから、どうしても仕事に身が入りません。

 ―――まるでロボットみたいだな。

 青年は自分のことをそんな風に思いました。

 目の前のことに上の空だったとしても、いつの間にか掃除は終わっているのです。気持ちとは裏腹に、身体は覚えた手順を勝手に進めていきます。そして、例え実際にそうであったとしても別段問題は起こりません。そのことに気がつくと、青年はどこか虚しさを覚えてしまうのでした。

 始業時刻が近づき、慌てて会社へ駆け込んでくる社員が増えてきました。青年にとっては朝の仕事もそろそろ終わりを迎える頃合いです。張り合いのなさを感じながらも、掃除機のコードを回収していきます。

「痛てっ!」

 その時、背中に軽い衝撃がありました。おもむろに背後を振り返ると、そこには若い女性社員の姿がありました。どうやら急ぐあまりぶつかってしまったようです。

「ご、ごめんなさい・・・」

 女性はすぐさま不注意を謝罪しました。

「急いでいたものですから・・・」

 と彼女はもう一度謝罪を繰り返します。

「大丈夫ですよ、それよりも早くしないと仕事が始まってしまうのでは?」

 青年の言葉を聞いて、女性ははっと我に返ったようでした。慌てた様子でその場を後にしかけますが、途中でくるりとこちらを振り返ります。

「会社の清掃、毎日ありがとうございます」

 そう言って、今度こそ彼女はその場から立ち去りました。

 去り際に女性が放った一言は、本人にとって何気ないものでした。勿論若い女の子に感謝されたからといって、青年が今の仕事に対して抱えている不満は変わりません。しかし、その言葉は彼の心に不思議な余韻を残していったのでした。